木々が紅葉して、色の勢いが増してきました。女子プロゴルフツアーはシード権争いが佳境に入り、残り数試合、来期の大会出場を懸けて僅差での戦いが熱を帯びてきました。
今季から始まりましたリランキング制度により、QT(大会出場順位を決めるための試合)の成績だけでは年間出場することができなくなりました。そのため、いかに賞金ランキング50位までに入るかに、大きく比重が移りました。以前にも増して粘り強く、3日間なり4日間なりを戦うことが求められ、一打でもいいスコアでプレーしようと、ピンに対して寄せていく確率が高まり、パッティングを決めようとするしつこさも徐々に増してきています。そのうえ、実力ある新人や若手の活躍も目覚ましく、ベテラン勢の健闘と相まって、優勝争いは僅差での戦いが多くなり、プレーの展開から目が離せません。
さて、ここで過去20年間のスコアの比較をしてみましょう(2018年はすべて10月7日現在の情報)。まず平均優勝スコアは、1998年は35大会で平均マイナス5.5。08年は37大会で平均マイナス9.4。18年は38大会あり、現在のところマイナス11.5。20年前は2ケタアンダーの優勝はとても少なかったのですが、今では2ケタアンダーは普通となっています。つまり、これを3日間にならすと毎日60台のスコアを出さないと勝てない計算になります。
私が日本で初めて優勝したのは89年でほぼ30年前。当時はドライバーがパーシモンヘッドで42インチが主流の時代。ボールはトップするとすぐパックリ割れる糸巻きボール。プレーする総距離は6200ヤード前後でした。今の選手たちは、45インチのチタンドライバーでガンガン飛ばして、ボールも性能がアップしています。そしてプレーする総距離は6500ヤード前後です。
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