

中国の造船業が日本を抜いたのはリーマンショック後の2009年だ。17年には韓国を抜き、年間竣工量で世界首位に躍り出た。
しかも中国政府が、造船大手の中国船舶工業集団(CSSC)と中国船舶重工集団(CSIC)の統合を進めているという観測も出ている。実現すれば、受注残や売り上げ規模で韓国・現代重工業をはるかにしのぐ世界最大の造船会社が中国に誕生することになる。
中国造船業の成長を支えてきたのは積極的な政府の関与だ。09年には政府が振興策を講じる「十大産業」の一つに指定された。日本の造船各社が受注を極端に抑制したリーマンショック後も中国の造船会社が大量受注したのは、補助金が見込めたからだ。
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