
中国で4月24日は「宇宙の日」だ。1970年の同日に中国初の人工衛星「東方紅1号」が打ち上げられたからだ。
それから約50年。中国の宇宙開発は大きく進展し、存在感を増している。2003年には中国初の有人宇宙飛行を実現。現在は独自の宇宙ステーションの実験機を運用しており、22年には本格的な運用を開始したいとしている。
民間でも、北京に拠点を置くロケットベンチャーの零壱空間科技(ワンスペース)が、今年5月に試験打ち上げに成功した。年末には宇宙空間との境界とされる高度100キロメートルを超えるロケットを打ち上げるとする。同社は中国国内の有力ファンドから5億元(約80億円)を調達。20年までに50回の打ち上げを計画する。
中国政府も民間商用ロケットを支援する方針だ。ワンスペースが設立された15年に、習近平国家主席は「軍民融合発展」を国家戦略に位置づけた。軍事費から多額の宇宙開発予算が出ているとみられ、30年に米国に次ぐ「宇宙強国」になることを目指している。
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