桜の便りが聞こえてくる季節になりました。日本女子プロゴルフツアーが3月から開幕し、ゴルフ場の桜もつぼみを大きく膨らませています。
さて、先日ある人から「あと残り3ホールをボギーペースで回れば40を切れたのに、ダボとOBが出て、いつものスコアになった」と。「力が入っちゃうんだよね。どうしたら、すんなり回れるの?」と尋ねられました。
「もしかしたらベストスコアが出るかも?」と考え始めた途端、ショットが乱れ、パターも入らなくなるというのは、誰しも経験があると思います。乱れる原因は、考え方の問題。調子よくプレーを続けていたときは、プレー自体に集中していたのに、スコアが頭をよぎった瞬間、スコアを作ることに頭がいっぱいになり、やることがおろそかになります。
すると、プレーする目的が変わってきます。毎ショットや各ホールをどのように攻めるのか、どのように打つのかに集中していたときは、スコアは二の次だったはずです。その積み重ねでよいスコアが出ていたのに、今度はスコアをどうするかに心を奪われて、その一打をどう打つのか、という具体的行動に集中しきれなくなるのです。
プロも似たような経験をしています。たとえば予選通過スコア。あと2ホールをパーで切り抜ければ予選を通ると考え始めた途端、腕が硬直してショットが乱れ、グリーンを外して寄らず入らずのボギー。最後のホールはバーディーを取らなければいけなくなり、余計なプレッシャーがかかるため、さらに体が硬くなり予選落ちしてしまう。
この記事は有料会員限定です
残り 529文字
