タイヤメーカーが取り組みを加速させるのが、エアレスタイヤだ。特殊形状の樹脂製スポークで車体を支え、空気を入れずパンクの心配がない。乗り心地の改善という課題があり、実用化には至っていないが、未来のタイヤとして期待大だ。
東洋ゴム工業は「ノアイア」のブランド名で17年9月に製品発表を行い、軽自動車に装着し試乗会も実施した。ただ、発売時期は未定だ。
同社以外の各社は自動車以外のニッチ分野での開発を進める。仏ミシュランは農業機械用タイヤ、住友ゴム工業はゴルフ場で使うカート用で準備を進める。
実現が早そうなのがブリヂストンの自転車用だ。17年4月に新しい自転車用タイヤを発表。実際に装着した自転車で試乗会も開催し、19年の実用化を狙う。「車は、タイヤも車両自体の設計や調整、デザインと深くかかわる。自転車なら規格や性能さえ満たせば自分たちで製品化できる」(津谷正明CEO)。
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