投資信託には大別すると、株価指数に連動するパッシブ型(インデックス型)と、個別に銘柄を選定して値上がり益を積極的に追求するアクティブ型がある。アクティブ型には市場全体の株価が下がっている場合でも絶対的なリターンを狙うタイプもある。
「長期で見た場合、アクティブ型はインデックス型のファンドに勝てない」というのが、昨今の投資信託業界では常識となっている。つまり、数カ月から数年の単位ではアクティブ型の運用成績が優れていても、それより長い期間になると、市場全体のトレンドに従っていたほうがよい成績を残せるというわけだ。値上がり益が見込めると個別銘柄を選定しても、長期的には市場全体の株価にほぼ収斂することがわかっている。
では、インデックスファンドを超えるアクティブファンドを選ぶことは本当にできないのだろうか。
そこで、ちょっとした検証を行ってみた。
対象は日本株式を組み入れて運用する投資信託だ。このうち、SMA(一任契約のラップ口座)やDC(確定拠出年金)向けのファンドは除外し、運用期間が5年以上、純資産総額が30億円以上を条件として、5年騰落率でランキングを作成してみた(記事下表)。2017年9月末時点の、12年9月末との比較による騰落率でランキングしてある。
トップは528.8%の騰落率となった「ジャパン・テクノロジー・ファンド」で、参考値にした国内株式指数ファンドの147.7%を大きく上回る。
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