有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ライフ #ゴルフざんまい

宮里藍プロに見る引退の低年齢化 18歳のデビューから13年

3分で読める 有料会員限定
(イラスト:ソリマチアキラ)

6月に宮里藍プロが突然引退を表明して、驚きとともに31歳という若さでの引退を惜しむ声があちこちから上がりました。引退理由は「モチベーションの維持が難しい」とのこと。私も事前に連絡を受けたときにはとても驚きましたが、考え抜いたうえでの決断に同調しました。

宮里プロは18歳でプロデビューしてから、つねに日米ツアーのトップで活躍し、大きな期待に応えて実績を積み重ねてきた人です。スポンサーやゴルフファンからの優勝の期待をつねに背負い、相当なプレッシャーとともに歩み、それを克服しながらのプロ人生13年間だったと思います。その重圧に耐えられた、というよりはねのけて結果を出してきたのは、何より自分の最大の目標である米ツアーのメジャー制覇に向けて、その途中の階段を一つひとつ上がっていく前向きな気持ちのほうが重圧より勝っていたからに違いありません。

世界ランキング1位になったときが、最もメジャー優勝に近づいたときでしょう。しかしメジャーでは思うような上位争いができず、得意なパッティングが不調となり、成績に影響が出るようになったと感じます。今までゴルフを最優先にやってきて、公私ともに自己コントロールをつねにしてきたはずです。先が見える状態であれば、今が不調でも努力を続けられますが、ここ5年間は暗中模索状態。努力すれども結果が出ず、相当な葛藤と迷いの中で過ごしてきたのだと思います。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数