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毎年会社の期初計画を実績が上回る銘柄は? 会社が期初に公表する利益計画には癖がある

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今年のノーベル文学賞受賞者は米シンガー・ソングライターのボブ・ディラン氏に決まった。毎年、有力候補として名前の挙がる村上春樹氏は受賞を逃した。実はこの時期、株式市場で“風物詩”となっている出来事がある。ジャスダック上場の書店チェーン、文教堂グループホールディングスの株価乱高下“劇場”だ。

村上氏受賞による特需を当て込んで同社株価は10月5日には一時631円まで買われた。ノーベル賞が話題となり始めた9月15日安値からの上昇率は20%を超えた。

ところが、株価はそこから一気に暗転。ストップ安を挟んで10月17日には一時362円まで売り込まれた。高値からの下落率は6営業日で43%に達している。急落の原因は、ノーベル文学賞の発表と同じ10月13日に同社が、10年連続となる下方修正を発表したからだ。株価がノーベル賞発表前に上昇→下方修正で急落というパターンは今回で3年目となる。

下方修正常連の文教堂とは対照的に、上方修正の常連として名高いのが東宝だ。映画『名探偵コナン』などの定番が安定的に稼ぐ一方で、7月公開の『シン・ゴジラ』に続き、8月の『君の名は。』も大ヒットとなり、10月17日の取引終了後に今2017年2月期の営業利益を42.4%上方修正。翌18日の株価は3日ぶりに反発して始まった。

今期も上振れ期待?

[図表1]
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上の図表1は、会社が期初に発表する業績計画と実績とを比較。直近10期を対象に、期初の計画よりも経常利益が1割以上上振れした回数の多い順に並べたものだ(会社が期中に行なう上方修正の回数ではない点に注意)。

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