またも投資家を裏切る結果となった。イオンは3月23日、2015年2月期の業績予想を下方修正。営業利益は前期比18%減の1400億円となり、2000億~2100億円としていた従来の会社予想から、一転しての大幅下方修正だ。これで3期連続減益になる。
主力の総合スーパー(GMS)は、期初計画を大幅に下回り、既存店売上高はイオンリテールが前期比2.8%減、ダイエーが3.5%減。第3四半期累計(9カ月間)の通期営業利益予想に対する進捗率は約24%で、残り3カ月間で挽回するのが無理なことは明らかだった。夏場の天候不順で衣料品が大きく落ち込んだことなどが原因である。
またGMS以外でも、食品スーパーのマックスバリュや、コンビニエンスストアのミニストップが苦戦。金融業や不動産業など、本業以外は手堅く稼いだものの、全体を補えなかった。
再生のカギは食品のテコ入れだ。首都圏で展開する食品スーパーは消費増税後も増益を維持。ライフコーポレーションは上方修正、営業利益は42%増の見通しである。価格を上げても、生鮮品や総菜中心の地域密着の品ぞろえで、シニアから支持を得る。
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