女子ツアーは8月から後半戦に突入しました。残暑の厳しい折、女子ゴルフの戦いもますますヒートアップして、世代を超えてたくさんの選手が勝っています。
まず7月までの前半戦を振り返ってみましょう。ツアーが開幕して強かったのは、やはり昨年賞金女王のイ・ボミプロと賞金2位のテレサ・ループロ。昨年は二人で12勝しています。今年も二人でツアーをリードしていくのでは、と予想されましたが、今年は二人ともショットが冴えず、また、ゴルフが112年ぶりにオリンピック競技となったので、世界ランキングを上げて自国の代表選手になるべく、4月後半から7月にかけて海外の試合へ積極的に出始めました。
この海外での経験はとても大事です。なぜなら米ツアーにはオリンピックの各国代表選手がたくさんいるので、そのプロを向こうに回して上位に行くためには相手を知り、自分の立ち位置を知り、そして対策を練ることが大切です。余談ですが、オリンピックが開催される8月には選手がいなくなってしまうので、米国女子ツアーでは大会をほかの月に移動しました。
さて、二人の間を縫って頭角を現したのが、キム・ハヌル選手です。3週連続優勝争いをして、3週目にそのプレッシャーを克服して優勝をつかみました。さらに、4月から6月にかけて、30歳代後半の選手5人が勝って大活躍。その中には、初優勝でティーチング会員の38歳・福嶋浩子選手がいます。姉は日米通算26勝の福嶋晃子選手。姉妹での優勝は初めてです。次に期待がかかっているのは若手の堀琴音プロ。姉の堀奈津佳プロはすでに2勝しています。ちなみに、姉妹でプロテストに合格している方々は今まで16組います。
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