上方修正の常連もいれば、下方修正の常習者もいる。下表では直近2期で下方修正の回数が多かった企業をランキングした。「計画未達度」は、会社の期初計画に対してどのくらいで着地したかを算出したもので、期初に経常利益1億円を計画していた会社が3000万円で着地した場合は「0.3(倍)」と示している。なお、黒字計画だった会社が赤字決算だった場合は「赤字」と記載している(表記は各決算期の未達度の平均)。
下方修正回数が7回と最も多かったのは、石油精製大手の東燃ゼネラル石油。油価下落に伴い製品価格を引き下げたことが主因だ。同数でワーストとなった大平洋金属は、ステンレスの原料であるフェロニッケルの精錬を業務とする。こちらも販売価格に連動するニッケルの市況低迷が続き、厳しい決算を強いられた。2015年度は、原油価格が一段と低下し、市況の変化が収益に直結する石油・石炭や鉱業業種を中心に下方修正が続出した。
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