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大河ドラマ化実行委員会 地方創生に有効か

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政府主唱の“地域創生”に結び付くのかどうかわからないが、今地方で有志が活動している運動の一つに「地域の偉人を大河ドラマにしてもらおう」というのがある。地域活性化のための有効な手段になる、という判断だ。

大河ドラマにかかわりを持つ活動は昔はドラマにちなむグッズや菓子などが作られ、売られた。しかしドラマの終了とともに「終わってしまえばそれまでよ」ということで、地域活動も終止し、“あやかりセンベイ”や“あやかりまんじゅう”の売れ残りが、さみしい姿をさらしそれもやがて姿を消すというのが常だった。その頃は地域の歴史と結び付けて考えるという、いわば地域の意思がそれほど真剣なものではなかった。

現在はこれが住民の意識向上に役立てよう、という活動に変わってきている。つまりグッズやセンベイ、まんじゅうの前に「住民の学習」が主たる目的に変わってきている。私もこの手の学習会にはかなり前から関与しているが、地元の要望が満たされることはかなり難しい。

私が最近、地元住民学習のため、という目的で話を頼まれたのは、伊能忠敬、島津義弘、吉弘統幸、山田方谷などである。地域としては順に千葉県佐倉市、鹿児島県姶良(あいら)市、大分県豊後高田市、岡山県高梁(たかはし)市になる。

それぞれ有志が「大河ドラマ化実行委員会」を立ち上げている。20年ぐらい前だが、新潟県の与板という町(現長岡市)に呼ばれて直江兼続の話を頼まれた。私が彼の小説を書いたからだ。町長さんや議長さんが熱心に大河ドラマ化の夢を語った。やがてそのための実行委員会が結成され、県内の関係自治体から、さらにかかわりの深い山形県米沢市などにも連携の輪を広げた。その活動に私自身がそれほど熱心だったとはいえない。

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