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1〜5年先の中期分析で将来の選択を誤らない

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  • 佐藤 優 作家・元外務省主任分析官
出世競争は組織において否定できない。上に上がれば上がるほど、仕 事の幅が広がる(写真はイメージ)(撮影:今井康一)

モサド(イスラエル諜報特務庁)やSVR(ロシア対外諜報庁)などで行われている1年から5年程度の未来を予測する中期分析は、ビジネスパーソンが仕事の見通しや出世の展望をつけるうえで役に立つ。

ビジネスパーソンの世界で出世競争を否定してはいけない。出世競争は、会社や官庁のトップになることができる総合職の間だけでなされるわけではない。専門職や研究職、一般職の間でも、それぞれの枠内での出世競争がある。より上位の職に就くに従って、負わされる責任が増えるが、アクセスできる情報や権限、予算も拡大する。組織は上に行けば行くほど、自分のやりたい仕事ができる可能性が広がっている。

もっとも、「組織のトップにならなければ人生の意味はない」と考えているような人は、その可能性がないことを本人が認識した瞬間に「腑抜け」のようになってしまい、仕事にまじめに取り組まなくなる。露骨に口にすることは避けても、「出世が人生のすべて」と考えているビジネスパーソンは意外と多い。

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