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野村総合研究所理事長 谷川史郎氏に聞く 『日本人の「稼ぐ力」を最大化せよ』を書いた

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閉塞感を打破し、稼ぐ力を取り戻す日本人の付加価値アップの公式とは。

日本人の「稼ぐ力」を最大化せよ(東洋経済新報社/138ページ)書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。

──冒頭にあるカトリックの総本山、バチカン市国とのエピソードが心強いですね。

聞かせてくれたのは国立公文書館の前館長でフェローの高山正也先生。バチカンの図書館にある約8万冊の古文書の電子化プロジェクトを日本企業が請け負った。その際、バチカンが評価したのは技術だけでなく、電子化したデータのバックアップの保管・保存に関して、宗教に対する日本の寛容性が大きな魅力だったという。日本人はとかく無宗教だと自嘲的に言うが、バチカンは八百万の神を含めて「節操のない信仰心」に違和感はなく、むしろ特殊性として評価している。

──強みになる?

日本人が意識すらしなかった宗教的寛容性が魅力に映ったわけだ。自分たちでは気づいていない強みはほかにもたくさんあり、外との接点を豊かに持てば、外部視点から意外な強みが浮き上がってくる。

受容し、変容させて超越するのが日本文化

──日本社会や文化がブランドになるのですか。

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