ペット保険の草分け的存在であり、業界シェア約7割を持つアニコムグループ(アニコム ホールディングス)は今年3月、東証マザーズにペット保険会社としては初の株式上場を果たした。
2000年に任意組合として設立されたanicom(動物健康促進クラブ)が「どうぶつ健保」(ペット共済)の募集を開始したのが始まり。06年から保険会社としての設立準備に入り、改正保険業法の施行を受けて07年にアニコム損害保険が保険業の免許を取得した。08年にペット共済の販売を終了、ペット保険販売が本格的にスタートした。
グループの中核会社は、アニコム損害保険。ペット保険専業で、募集の主力チャネルはペットショップ代理店だ。約1000店以上のペットショップと代理店契約を結び、最近は金融機関やカーディーラー代理店網も拡充している。今年3月末で保有契約は約29万件に達している。
保険対象となる動物は、犬、猫、鳥、ウサギ、フェレットの5種類で品種や年齢に応じて保険料も細分化されている。新規の場合は犬・猫10歳11カ月まで、鳥・ウサギ・フェレットは7歳11カ月までで、保険料は年齢とともに上がる。継続の場合は20歳11カ月まで。契約の約9割は犬で、大半はペットショップで購入の際に契約するケースが多い。
通院の場合は1日1万円、年間20日が上限。入院の場合も同様で、手術となると1回10万円、年2回までを限度として、診療費の50%が支払われる。今年10月からは、入院・通院の限度日数を撤廃し、支払い割合を70%、90%とする商品も追加していく予定だ。
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