不倫、裏切りを繰り返す快楽主義者に欠けた視点 騒動から2年弱、再び批判にさらされる東出昌大

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彼が同じ過ちを繰り返してしまうのは、なぜなのでしょうか(写真:アフロ)

不倫騒動から約1年10カ月、東出昌大さんの「新恋人」報道が新たな波紋を呼んでいます。

『週刊文春』の報道によると、東出さんは5月ごろに20代後半の一般女性と出会い、積極的なアプローチを実らせて交際開始。自宅の近所に引っ越してもらい、ほぼ毎日のように会っているほか、今月上旬にはロケ先の広島県内に彼女を呼び、同じホテルに3泊させつつ、撮影の合間を縫ってデートをしていたそうです。

東出さんの所属事務所は本人への確認を経た上で「すべて事実」と認め、ロケ先に呼び出していたことに遺憾の意を表明しました。不倫騒動による降板で生じた違約金を肩代わりし、俳優業の本格復帰をサポートしてきた所属事務所にしてみれば、怒りたくなるのは当然でしょう。ましてや今月8日に「3年ぶりの主演映画が公開されたばかり」という大事な時期だったのです。

東出さんと言えば、昨年1月の不倫騒動で世間をさわがせ、同8月に杏さんと離婚。杏さんは「1人で子ども3人の育児と仕事を両立させる」という多忙な日々を送っているようです。その後、東出さんは所属事務所のサポートで俳優業に復帰して出演作を重ねる一方、不倫相手だった唐田えりかさんは活動が軌道に乗らず苦しい日々が続いている……という背景がありました。

現在は独身である以上「恋愛は自由」ではありますが、「元妻と子どものことを思うと早すぎる」「毎日一緒に過ごすなんて浮かれすぎ」「恋人と遊ぶより違約金の返済や養育費を優先するべき」「支えてくれた所属事務所への裏切り」「撮影現場のコロナ感染対策をないがしろにした」などの批判が飛ぶのも無理はないでしょう。

ここでは東出さんを断罪するのではなく、これまで人間関係のコンサルティングをしてきた経験から、「同じような過ちを犯し、批判を受けてしまう人の思考回路と、その改善方法」を挙げていきます。

快楽主義者とつき合うことの難しさ

なぜ東出さんは同じような過ちを繰り返してしまったのか。不倫騒動のときも、今回の報道も、東出さんの問題は女性絡みではあるものの、単に「女好きだから」では片付けられない思考回路の偏りが散見されます。

不倫騒動のときは、杏さんと子どもたち、唐田えりかさん。今回の報道では新恋人の女性。さらに、どちらにも共通しているのは、所属事務所の人々、共演者やスタッフ、CMや出演番組などの関係者。東出さんはこれらの人々よりも、自分の感情を第一に考え、誰のことも大切な存在として扱っていませんでした。

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