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武田薬品と第一三共を分析する 新薬特許切れと後発薬メーカー買収の影響は?

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高血圧症治療薬「ブロプレス」の医師主導臨床試験についての調査結果を発表する武田薬品。中央が長谷川閑史社長(撮影:今井康一)

今回は、製薬大手の武田薬品工業と第一三共の分析を行います。この2社は、それぞれ内容は違いますが、不安要因を抱えていました。

まず武田薬品工業は、主力商品である高血圧症治療薬「ブロプレス」が特許期間切れとなったことです。これはどこまで業績に響いたのでしょうか。次に第一三共は、2008年にインドの後発医薬品大手のランバクシー社を約5000億円もかけて買収しましたが、業績悪化に伴い、今年中に売却しようとしています。この子会社の落ち込みがどこまで全体の業績に影響したのか、そして売却後はどれだけ回復する見込みがあるのでしょうか。2社の財務諸表を読み解きながら、考えてみたいと思います。

主力商品の特許は切れたが、海外で稼いだ武田

武田薬品が開発した高血圧症治療薬「ブロプレス」は、売上高全体の7.4%を占める稼ぎ頭です。冒頭でも触れましたが、この薬品の特許期間は2012年6月に切れました。特許が切れると、新薬と同じ成分を含むうえに価格が安い後発薬が流通しはじめますから、新薬の売り上げが落ち込んでしまいます。こうした後発薬の追随によって、武田薬品の業績はどこまで影響を受けたのでしょうか。

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【製薬会社は、構造的に研究開発費がかさむ】

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