「おかえりなさい、カトリック教徒たち!」。白地に赤の文字の大きな垂れ幕を掲げているのはロサンゼルスのカトリック教会のブースだ。
カトリック教会と言えば、同性婚を認めず、伝統的に「聖書は結婚は男女間の神聖な契約だと定めている」という考え方を貫いているキリスト教会だ。つまり、「ゲイ・フレンドリー」とは正反対のイメージで知られる教会なわけだが、ゲイやレズビアンの本丸と言えるLAプライド祭で、彼らを勧誘しようとする理由は何なのか。
「ゲイは地獄に落ちる」は間違い
「確かにクリスチャンの中には、ゲイは地獄に落ちるなどという発言をして、あえて憎しみを広めようとする人もいますが、それは大きな間違い。神はすべての人を愛していますから、教会を離れたゲイやレズビアンの人たちに安心して戻ってほしいんです」。
そう言うのはLAのカトリック教会でリーダーシップ・カウンシルを務めるデイビッド・ケネディ氏だ。彼の名刺にはレインボー色の花のロゴが印刷されており「ゲイ、レズビアンの人々と共にあるカトリック教会」と書いてある。
