42歳婚活男性が子持ち女性がいいと思うワケ

「お見合いで出会う女性を好きになれない」

「好き」という気持ちがあれば、欠点があっても許せるが…(写真:elkor/iStock)
この連載は、仲人として婚活現場にかかわる筆者が、毎回1人の婚活者に焦点を当てて、苦悩や成功体験をリアルな声とともにお届けしていく。
今回は、お見合いをスタートしてから半年、お見合いを続けているものの、「心から好きになれる女性に出会えない」と嘆く42歳の男性を取り上げる。“人を好きになるとはどういうことなのか””いい人というだけでは結婚に踏み切れないのか”そこを考えたい。

「今お付き合いしている吉田さんとの交際を終了しようと思います」

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里村隆造(42歳、仮名)から、メールが入ってきた。2カ月ほど前にお見合いをした吉田遥(34歳、仮名)と、すでに5回のデートを重ねていたときのことだった。

隆造は、これまで5人近い女性と交際に入っていたが、1、2度会うと交際終了になっていた。お見合いには“食事3回の壁”があり、会う回数が3回を超えると、お付き合いもトントン進んでいくという不文律がある。吉田遥とは、このまま交際が続けば結婚まで至るのではないかと、私は踏んでいた。

何があったのか、電話で理由を聞いてみた。

連れて行かれたのはカウンターだけのすし屋

「吉田さんは、とてもいい人だとは思います。ただグルメというか、舌が肥えている。今、お母さんと2人暮らしで、しょっちゅうおいしいものを食べ歩いているようなんです。デートで行く店も彼女が選ぶことが多いんですが、チェーン店の居酒屋とかではないから、食事代がかかる。僕の稼ぎでは手に負えません」

メーカーに勤める隆造の年収は、500万円だ。交際を終了しようと決めたときのデートは、こんな様子だった。

「午後から2人で映画を観て、その後喫茶店でお茶をして、夕食を食べることになったんです。『近くにおいしいおすし屋さんがある』と言って連れていかれたお店は、回転ずしではなくカウンター席だけの高級店でした。すでに映画代、お茶代を2人分払っていて、さらにすし。すし屋だからパッパと食べて、1時間もいなかったのに、会計が2万3000円だった。これまでデート代は、すべて払ってきましたけど、“こんなデートが今後も続いたら、もう無理だな”と。これで交際終了にしようと思ったので、初めて彼女から7000円だけおカネをもらいました」

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