企業のブランディングや商品の販促に欠かせないのが、広告だ。近年は従来のテレビや新聞、雑誌に加えて、検索エンジンやサイト、SNSなどを活用したネット広告にも領域が広がっている。ただ、広告宣伝費には企業の業績が悪化するなどした"守り"の局面では、いったん削減される対象となりやすい性質もある。
東洋経済オンラインでは、最新の有価証券報告書のデータを基に、広告宣伝費に関するランキングを配信している。今月配信した「『広告宣伝費』が
ランキング1位はキヤノン。直近の広告宣伝費は5年前と比べて約3割減少した。当期純利益の1506億円という水準は、リーマンショック以降でみても最低であり、業績は苦しい。
同じようにカメラ事業を展開するオリンパス(5位)や富士フイルムホールディングス(15位)も広告費の削減額で上位になった。自動車業界と並んで好調と思われていた精密機械メーカーだが、スマートフォンの普及でコンパクトデジタルカメラ市場が縮小している影響は大きい。
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