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手取りは月15万「空腹は無料のアイスでしのぐ」男性（57）が物流倉庫と菓子工場でダブルワークでも貧困ループから抜け出せない事情

「昔の口入れ屋と同じ」。そう今の雇用の形態についての不満を口にするナオキさん（写真：編集部撮影） 4/6

「昔の口入れ屋と同じ」。そう今の雇用の形態についての不満を口にするナオキさん（写真：編集部撮影）

今回紹介するのは、57歳の男性ナオキさん（仮名）。非正規雇用のダブルワークで毎月の手取り額は約15万円。バイク通勤の影響で腕が日焼けしている（写真：編集部撮影）
壁に取り付けられた電源盤。父親とナオキさんが営んでいた当時の事業の面影が残っている（写真：編集部撮影）
知人から譲り受けた通勤用の50cc原付バイク（ホンダのスーパーカブ）。10年以上乗り続けている。走行距離を聞いたところ、「メーターはずいぶん前に壊れてしまった」という（写真：編集部撮影）
「昔の口入れ屋と同じ」。そう今の雇用の形態についての不満を口にするナオキさん（写真：編集部撮影）
「非正規春闘」実行委員会による記者会見。賃上げに応じた企業もあったが、ゼロ回答や無回答も少なくなかったといい、「正社員との格差は顕著になっている」との報告がなされた＝2025年5月8日、東京都千代田区
「1週間で3500円」とうたう節約レシピ本。妻が作ってくれるという（写真：編集部撮影）
現代の日本は、非正規雇用の拡大により、所得格差が急速に広がっている。そこにあるのは、いったん貧困の…
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