茅ヶ崎市立香川小学校「通知表を廃止」で、子どもたちと先生はどう変わったのか?

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茅ヶ崎市立香川小学校。國分校長は「風通しがよく明るい雰囲気の学校です」と語る(写真:國分氏提供)
ボーク重子さんたっての希望で実現した対談。2人とも話が弾む(写真:東洋経済education×ICT)
國分 一哉(こくぶ・かずや)茅ヶ崎市立香川小学校校長。1962年生まれ、60歳。神奈川県出身。横浜国立大学教育学部体育専攻卒。学生時代は、アメリカンフットボールに没頭。85年、茅ヶ崎市立鶴嶺小学校で教員人生をスタート。子どもたちに算数を好きになってほしいという思いから、楽しい算数を追究。5校目在籍中の07年から組合専従として4年間学校現場を離れ、書記長・委員長を歴任、11年から6校目の茅ヶ崎市立松浪小に復帰し、15年教頭、17年校長、18年より現職(写真:國分氏提供)
運動会の画像。6年生が披露する「香小ソーラン」。はっぴの波と、好きな漢字1文字を背中に入れている(写真:國分氏提供)
ボーク重子(ぼーく・しげこ)ICF認定ライフコーチ。Shigeko Bork BYBS Coaching LLC代表。米ワシントンDC在住。30歳の誕生日前に渡英、ロンドンにある美術系大学院サザビーズ・インスティテュート・オブ・アートに入学。現代美術史の修士号を取得後、フランス語の勉強で訪れた南仏の語学学校で、米国人である現在の夫と出会う。1998年渡米し、出産。子育てと並行して自身のキャリアを積み上げ、2004年にアジア現代アート専門ギャラリーをオープン。2006年、ワシントニアン誌上でオバマ前大統領(当時は上院議員)とともに、「ワシントンの美しい25人」の一人として紹介される。また、一人娘であるスカイは2017年「全米最優秀女子高生」コンクールで優勝し、多くのメディアで取り上げられた。現在は、全米・日本各地で“子育て・キャリア構築”“ワーク・ライフ・バランス”について、コーチングと講演会を開催している。著書に『世界最高の子育て』(ダイヤモンド社)、『「非認知能力」の育て方』(小学館)、『しなさいと言わない子育て』(サンマーク出版)など(写真:尾形文繁)
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