週刊東洋経済 最新号を読む(5/16号)
東洋経済オンラインとは
ビジネス #鉄道漫遊記

両国「幻の3番線」でギョーザとビールの幸せ 味も、入線する列車も昨年からパワーアップ

7分で読める
2/5 PAGES
3/5 PAGES
4/5 PAGES

実はこのホームには平日は毎日、回送列車が入ってくるそうだ。その理由は、列車を入れないと、線路がさび付いてしまうため。安全運行のため欠かせないという。

両国駅で通常使われているホームは1・2番線の総武線のみ。3番ホームは「幻の3番線」と言われ、定期運行はなくなってはいるが、今も列車の発着はある。

「B.B.BASE」が見られるかも

それが見たいがため、日を改めて、週末19時半からの回に予約を入れた。

初めて見た「B.B.BASE」。一度乗ってみたい(筆者撮影)
2番線から見た風景。サイクリストが「ギョーザステーション」を通り過ぎる(撮影:白川淳)

席に着いてまもなく、3番線に「B.B.BASE」が入ってきた。車体の白地に黒で描かれた車輪とロゴがかっこいい。「B.B.BASE」は東京と房総半島を結ぶ、自転車とサイクリスト専用のサイクルトレイン。両国駅発着で、自転車を折りたたまずにそのまま車内に持ち込めるのが特徴だ。

ドアが開くと、次々にサイクリストたちが降りてきた。ギョーザを食べている私たちの横を自転車を押しながら笑顔で通り過ぎていく。なんとも不思議な光景である。

「日常の中での非日常を楽しむ」、まさにそれだと思った。

昨年の1組の制限時間は45分と慌ただしかったが、今年は1時間。その分ゆっくり食べられた気がする。後半のウェブ予約は開始30分ほどで満席になったが、たまにキャンセルで空くことがある。マメにホームページを見るのがおすすめだ。

そして公式ツイッターでは当日席の待ち時間を随時発信している。当日席に並んで待っている方には、その間に読めるギョーザの漫画冊子も無料で配られるそう。

昨年よりパワーアップしたギョーザステーション、私も少なくともあと1回は行くつもりでいる。

地元に定着していくお祭りのように、毎年夏の「幻の3番線」ホームの祭りとして、来年以降もぜひ開催を続けてほしいと思う。

次ページが続きます:
【ホームには「驚きの事実」も…】

5/5 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象