ただし今回の番号は、決済のためではなく、提携特典などのためにカード会社から受け取ったものだ。良品計画がどの立場で同法の規律を受けるのかという適用関係を含め、保存形態と保護措置の確認が必要だ。
良品計画とクレディセゾンに問われる「管理の妥当性」
利用者はセゾンPortalやNetアンサーなどで明細を確認し、身に覚えのない利用があれば発行会社に連絡してほしい。対象の有効な「MUJI Card」を使い不安がある場合は、再発行を相談することも考えられる。クレディセゾンは希望者の再発行を受け付けているが、手元に届くまで時間がかかるという。
再発行や補償を装うメールにも注意したい。良品計画は、メールや電話でカード情報を尋ねることはないとしている。届いたリンクから番号や暗証番号を入力せず、公式の窓口から手続きすべきだ。両社は再発行の費用や条件、不正利用時の対応を明確に示し、利用者の負担を減らす必要がある。
カードの勧誘では、入会時のメリット強調が目立つ。しかし企業の責任は、入会を獲得した時点で終わらない。利用中はもちろん、利用終了後や仕組みの変更後も続く。
特典を付けるために集めた番号が、長年残って不安を生む。その管理の妥当性を、両社は消費者に説明しなければならない。


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