では、日本の存在感はそのまま小さくなってしまったのだろうか。
海外を旅していると、必ずしもそうではないことに気づく。家電や工業製品とはまったく違うところで、「日本」は今も驚くほど強い存在感を放っている。
日本は「マンガとアニメの国」
現在、クルマ以外で日本を世界に知らしめているのは、マンガやアニメ、ゲーム、キャラクターなどの日本発コンテンツだろう。
東南アジアでも中国でもアメリカでも、どこに行ってもピカチュウとキティちゃんがいる。ヨーロッパでも『鬼滅の刃』のキャラクターを見かけることが多い。エクアドルの空港で隣に座った少女がタブレットで日本語字幕のアニメに見入っていたことにも驚いた。
サウジアラビアでも博物館の学芸員に、私が日本人だと分かると熱烈に中東で絶大な人気を誇った日本のロボットアニメ『グレンダイザー』への愛を語られたこともあった。


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