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「不安を消そう」とするほど本番で実力を出せない…英国の臨床心理士が教える"プレッシャーを力に変える方法"

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プレッシャーに強いことは生まれつきの才能ではない(写真:Graphs/PIXTA)
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やるべきことに全力投球する。プレッシャーに恐怖を感じるのではなく、そのスリルを楽しむ。時間をかけ、努力し、準備を重ね、仕事を知り尽くす。それによってはじめて、プレッシャーを追う喜びへとシフトできる。本番の舞台では、もう練習し尽くしたことを再現するだけ。裏で積み上げた努力を披露する絶好の場だ。

高鳴る鼓動も、汗ばむ手のひらも、脳が最高の力を発揮するために体を準備している証拠だ。感覚が研ぎ澄まされ、燃料が体の隅々に注がれる。それをただ、使えばいい。消さなくていい。そわそわして落ち着かないかもしれない。それは、あなたを目指す場所へ運ぶエネルギーだ。

胸を張って、舞台に立つ。全力で臨む。競争相手はただ一人。過去の自分だ。

今すぐ使えるツール

プレッシャーの中でも力を発揮できる。それはスキルとして身に付けられる。そのための重要なテクニックを紹介する。すぐに使えるものばかりだ。時間をかけて練習を重ねれば効果が高まり、自然に発揮できるようになる。

不安を消し去る方法を探している人はがっかりするかもしれない。実は、不安は消せない。必要だからだ。あなたを覚醒させ、反応速度を高め、筋肉にエネルギーを送り込む。不安があるからこそ、ベストの動きができる。

不安はあなたを助けるために現れる。不安との向き合い方を変える。それが大切だ。心臓がどきどきすることに気を取られ、不安を消そうとばかり考えると、やるべきことに意識が向かない。だが逆に、「不安があってもいいんだ。大丈夫」と受け入れれば、足枷にはならない。不安がもたらす身体感覚や落ち着かなさを、「これがあるから、最高のパフォーマンスが発揮できる」と理解する。忘れてはならない。不安は、あなたを安全な場所に戻りたい気持ちにさせる。失敗したらどうしようと最悪のケースを想像すれば、全てを投げ出してその場から逃げたくなる。

これはストレスが起こす“闘争─逃走反応”だ。つまり、あなたは逃げるのではなく、闘う方を選べる。恐れなくていい。成功するために今何ができるかに目を向け、前へ向かって闘う方へとエネルギーを向ける。

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