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「AI感が気持ち悪い」「ディズニーに似てる」とミセス『シンデレラ』MVに物議…《AIを使ったら一発アウト》な不当すぎる現実

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ミセス シンデレラ
大森元貴さんが監督・企画・脚本を担当した『シンデレラ』のMVが物議を醸しています(画像:Mrs. GREEN APPLE 公式YouTubeより)
  • 西山 守 マーケティングコンサルタント、桜美林大学ビジネスマネジメント学群准教授
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第1の問題は、生成AIを使った作品に限らず、従来から存在する問題だ。既存作品に酷似した画像や映像が出てくれば、権利侵害の有無だけでなく、創作上の独自性が問われる。

「シンデレラ」という物語自体は古くから広く親しまれている。舞踏会、ドレス、魔法といった要素は、多くの人が共有するイメージだ。一方で、ディズニー作品がそのイメージの形成に大きく影響していることも否定できない。既存のイメージから大きく離れれば「シンデレラらしくない」と感じられ、近づければ「似ている」と言われる。制作者にとって難しいところだ。

キャバクラの控え室と見られる場所で、シンデレラのアニメに見入る主人公(画像:Mrs. GREEN APPLE 公式YouTubeより)

ただし、「似ている」という印象と、著作権侵害に当たるという判断は別である。今回のMVについても、印象だけで権利侵害を断定することはできない。それでも生成AIを使った作品では、「何を学習し、何を参考にしたのか」という疑念が生まれやすい。法的に問題がないことと、受け手の納得を得られることは同じではないのだ。

AI特有の「人工的な表現」に対する違和感

今年、化粧品メーカーのウテナが生成AIで制作したPRアニメ「潤い戦士モイスチャー」も、既存のアニメ「美少女戦士セーラームーン」に似ているとして批判を浴びた。同社は公開前に外部専門家を交えて法的な確認を行っていたが、ファンへの配慮が不足していたとして謝罪し、動画の削除と交通広告の撤去を決めた。法的な確認を経たことが、必ずしも表現への納得につながらないことを示す事例だ。

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