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ライフ #東京「負動産」ビフォーアフター

「東條英機ら60名の死刑が執行」「痕跡は碑と石だけ」…池袋・サンシャインシティに眠る"負の歴史"の知られざる現在地

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昔、池袋にあった巣鴨プリズン。今そこには公園とサンシャイン60がある(写真:筆者撮影)

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3万年前の旧石器時代から人間が住んでいる東京。それだけ長い歴史があると、どうしても「いわくつき」の土地も生まれてしまう。しかし、再活用しないのもデメリットが大きい。
本連載ではそんな負の歴史を背負った土地の「ビフォーアフター」を取り上げていく。第1回、取り上げるのは池袋の巣鴨プリズン跡地――現在の「サンシャイン60」と隣接する「東池袋中央公園」だ。

かつて巣鴨プリズンだった「サンシャインシティ」

池袋のシンボル的存在として人々に親しまれている「サンシャインシティ」――。水族館や展望台、専門店街が集まる大型複合商業施設であり、その中心に位置するのは、空高くそびえる「サンシャイン60」だ。

サンシャイン60を望む光景。水族館や展望台、専門店街が集まる大型複合商業施設だが、この一帯がかつて巣鴨プリズン(東京拘置所)であったことは、若い世代には知られていないかもしれない(写真:筆者撮影)

この地がかつて巣鴨監獄および巣鴨プリズン(東京拘置所)であったことは有名な話だが、その過去を伝える物理的痕跡は実はほとんど残されていない。東池袋中央公園にある「平和の碑」と、としまみどりの防災公園にある「石積みのモニュメント(排水口跡)」だけである。若い読者の中には、この記事を読んで「え、そうだったのか?」と思った人もいるのではないか。

とはいえ、何の手掛かりも得られないわけではない。わずかな目印と写真・古地図を片手に、サンシャインシティとその周辺をふらっと探索すれば、失われた歴史の爪痕は、急速にその解像度を上げていく。まるでタイムリープでもしたかのように。

例えば、巣鴨刑務所跡地の再開発事業により、サンシャイン60などのビルとともに造られた東池袋中央公園。この空間(北西部分)は、巣鴨プリズン時代に絞首刑が執行された刑場(絞首舎)が設置してあった場所であった。ここで東條英機らA級戦犯7名と、B・C級戦犯53名の死刑が執行されている。

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