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かつて巣鴨プリズンだった「サンシャインシティ」
池袋のシンボル的存在として人々に親しまれている「サンシャインシティ」――。水族館や展望台、専門店街が集まる大型複合商業施設であり、その中心に位置するのは、空高くそびえる「サンシャイン60」だ。
この地がかつて巣鴨監獄および巣鴨プリズン(東京拘置所)であったことは有名な話だが、その過去を伝える物理的痕跡は実はほとんど残されていない。東池袋中央公園にある「平和の碑」と、としまみどりの防災公園にある「石積みのモニュメント(排水口跡)」だけである。若い読者の中には、この記事を読んで「え、そうだったのか?」と思った人もいるのではないか。
とはいえ、何の手掛かりも得られないわけではない。わずかな目印と写真・古地図を片手に、サンシャインシティとその周辺をふらっと探索すれば、失われた歴史の爪痕は、急速にその解像度を上げていく。まるでタイムリープでもしたかのように。
例えば、巣鴨刑務所跡地の再開発事業により、サンシャイン60などのビルとともに造られた東池袋中央公園。この空間(北西部分)は、巣鴨プリズン時代に絞首刑が執行された刑場(絞首舎)が設置してあった場所であった。ここで東條英機らA級戦犯7名と、B・C級戦犯53名の死刑が執行されている。


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