MVには実写シーンと、「シンデレラ」を思わせるアニメーションシーンが交互に出てくる。魔法をかけられて美しく変身し、白馬の王子様が迎えにくるプリンセス。幼い頃はただ眩しく見ていられたが、大人になるにつれて現実の自分とはまるで違うことに、うっすら絶望すら覚えていく。
後半で主人公がアニメの中に入り込み、王子様と手を取り合って踊るのだが、そこでふと我に返る。そして最後は、王子様ではなく過去の自分の手をとって進み出す、という前向きな展開になっている。
しかし、「キャバクラ嬢」という主人公の職業設定や、「パパ活」を思わせる描写に違和感の声が殺到。
《ドレスだからキャバ嬢なの?クリエイターとして安直すぎんか??》
《夜職云々は良いと思うけど掛け合わせを『シンデレラ』にする必要はあったのかな??って思う》
《シンデレラにキャバ嬢を重ねたのもほんと無理…》
といったコメントが次々と上がった。
演出においては、
《お父さんに頭撫でられた幸せな記憶と、客に頭撫でられたとこの皮肉を描いてるんだろうけど、これがすごく気持ち悪かった》
《『小さい頃父に頭を撫でられた事』を思い出すという描写 マジキツい》
という感想が目につく。
一方、「何が問題なのかマジでわからんかった」という意見も…
もっとも、Yahoo!リアルタイム検索で「ミセス シンデレラ MV」を見ると、Xのポストはポジティブ判定が8割強、ネガティブ判定が2割弱だった(10月26日時点、過去7日間で1036件)。称賛が多数派に見える。なお、ネガティブ判定には、批判に反論するファンの投稿も含まれうる。MVへの批判の声そのものは、2割よりさらに少ない可能性がある。
一方、ファンの声は、まっすぐだった。
《私はミセスのシンデレラのMVとても好き》
《ミセスのシンデレラのMV見てみたけど、何が問題なのかマジでわからんかった…》
どちらの気持ちも、よくわかる。筆者もMVを見たが、映像としては素晴らしい出来栄えだと感じた。ただ、歌詞には職業を決める言葉が出てこない。主人公をキャバクラで働く女性に固定しなくても、成り立つ歌ではないか。そう感じたのも事実だ。


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