有料会員登録
政治・経済・投資 #フランス 抗議デモの行方

【混迷】フランス大規模デモ&暴動「小売り株急落」「保険会社の負担増」広がる企業被害…財政難で"ない袖振れぬ"政権

7分で読める 有料会員限定
高校生主導のデモは国民の共感を呼び、全国へ広がっている(写真:Getty Images)
2/4 PAGES

17日の暴動で全国約50店が被害を受けたカルフールは、20日の株式取引終了後、2026年12月期の業績計画を下方修正した。

同日の電話会議では、客足の落ち込みや営業時間の短縮、警備・物流費の増加などにより、営業利益が従来の計画より8000万〜2億ユーロ下振れるおそれがあると説明。翌21日の株価は13%超の下げとなり、その後も回復していない。

保険会社の負担も重い。仏シンクタンクのIFRAPは、17〜18日の暴動に伴う保険金の支払いを約2.2億〜8億ユーロと試算する。低く見積もっても、18年に燃料増税への反発から数カ月にわたって続いた「黄色いベスト運動」の約2億ユーロ(フランス保険協会)に、1度の週末で並ぶ計算だ。

政府の苦しい“懐事情”

デモは31日に予定されているほか、11月5日には労組のストライキに学生団体も合流する構えで、予断を許さない状況が続く。政府はデモ隊の要求に応え、抗議を収束させられるのか。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

政治・経済・投資

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数