しかも、こうした関連は主として、アミロイドベータやタウといったアルツハイマー病の病理変化に認められました。 ほかの多くの認知症にともなう病理変化とは明確な関連が認められませんでした。
つまりPM2.5は、アルツハイマー病の脳の変化をより重くすることに関わっている可能性があります。ただし、この研究だけで因果関係が証明されたわけではありません。
住んでいる自治体のPM2.5を確認してみよう
PM2.5は、住んでいる地域の大気の環境に大きく左右されます。 日本のPM2.5濃度は、世界保健機関(WHO)が望ましいとする基準(年平均5マイクログラム毎立方メートル)を超える地域が、まだ多く残っています。
気になる方は、お住まいの自治体のホームページや、環境省の大気汚染情報サイトを一度参照してみてください。(環境省大気汚染物質広域監視システムそらまめくんhttps://soramame.env.go.jp/ など)
もちろん、自分の住んでいる地域でPM2.5の濃度が高いとわかっても、大気を自分ひとりできれいにすることはできません。それでも、日常生活の中でできる工夫はあります。
前述の大気汚染の情報サイトを確認し、PM2.5の濃度が高い日には、屋外での長時間の活動や激しい運動を控えます。
室内では、窓を閉め、空気清浄機を活用することもひとつの方法です。
たばこの煙は屋内のPM2.5の大きな発生源なので、自分や家族の禁煙に取り組み、受動喫煙を避けることも大切です。 私たち一人ひとりが関心をもち、よりよい対策を求めていくことが、社会を動かす力になるのだと思います。



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