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キャリア・教育

残業代4割減、売上高は2倍増に…従業員11人のヘッドスパが導入した出退勤管理ツールの発する《ナッジな問いかけ》

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「ナッジ」を活用した出退勤管理ツールの導入がスタッフにもたらした変化とは(写真:kei.channel/PIXTA)

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従業員が自分で考え、職場や働き方の改善のために動く。マネジャーの見果てぬ夢は、いつか現実になる時が来るのでしょうか。本稿では、「健康経営」と「ナッジ理論」を掛け合わせた出退勤ツールを導入し、従業員の自律的な行動変容で組織改革に成功したフェリコ株式会社の事例を紹介します。『企業実務』のインタビュー記事を再構成し、フェリコ株式会社代表取締役社長の赤羽亜希さんが解説します。

最大の懸案事項だった従業員の「当日欠勤」

美容サービス業(ヘッドスパ専門店)を展開するフェリコ株式会社は、従業員数11名、そのうち9割を子育て中の女性スタッフが占める企業である。同社は健康経営を入り口とした独自の組織開発を推進し、経済産業省が認定する「2021 健康経営優良法人 ブライト500」に選出された。

中小企業の働き方改革の先進事例として美容業界専門誌でも特集され、テレビでも取り上げられるなど、業界内外から高い注目を集めている。

以前のフェリコは、中小のサービス業が共通して直面する複数の深刻な課題を抱えていた。最大の懸念事項は、従業員の体調不良を理由とした「当日欠勤」の発生である。

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