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コーヒー1杯420円で「何時間いてもOK」の《無人カフェ》がZ世代に人気…店員もフードもないのに全国75店舗に急拡大の訳

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無人運営の「セルフカフェ」
学生やZ世代の利用が多い、無人運営の「セルフカフェ」(写真:筆者撮影)
  • 高井 尚之 経済ジャーナリスト、経営コンサルタント
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引いた視点で考えると「セルフカフェ」は、自宅や職場・学校とは異なる環境で「居場所の提供」に力を入れた業態だ。“場所利用を含むドリンク代”といえよう。

「スタバ」「ファミレス」「コワーキング」…競合は?

繁華街にある「スターバックス」のような人気カフェは、座席が空くのを待つお客で行列ができる。学生が勉強したり、おしゃべりする店としては低価格の「ファミレス」も人気だが、店員の目もあるので思うように利用できるとは限らない。

こうしたカフェやファミレス、そしてコワーキングスペースなどが競合として考えられるが、「セルフカフェ」はどのように差別化を図っているのか。

「『低価格で利用できて時間無制限』が最大の特長で、一般的なコワーキングスペースに比べて入店ハードルも低いです。一方で共存できる部分もあり、近くのスタバさんやコメダさんが満席なので当店に来られるお客さまもいます」

長居をしても、店員や行列客の視線を気にしないで過ごせる点も支持されている。

それぞれ自由に過ごすことができる(写真:筆者撮影)

ところで無人運営のセキュリティ対策はどうしているのか。

「全店舗に10台以上の防犯カメラを設置。本部で24時間遠隔監視しており、緊急時はスタッフが駆けつけます。カメラのモニターにお客さまも映るので、片付けやフードの無断持ち込みなどの問題も少ないです。カメラにはAIも入っており、使い勝手も向上しました」

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