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コーヒー1杯420円で「何時間いてもOK」の《無人カフェ》がZ世代に人気…店員もフードもないのに全国75店舗に急拡大の訳

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無人運営の「セルフカフェ」
学生やZ世代の利用が多い、無人運営の「セルフカフェ」(写真:筆者撮影)
  • 高井 尚之 経済ジャーナリスト、経営コンサルタント
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ドリンクはサーバー(自販機)で購入(キャッシュレス対応のみ、現金不可)。栄店では「ブレンドコーヒー」や「ストレートティー」が各420円。「キリッと珈琲」「カフェオレ」「ミルクティー」「プレミアムココア」「抹茶ラテ」が各440円(いずれもアイス/ホットは同額)となっていた(取材時の価格)。

ドリンクの自動販売機(写真:筆者撮影)

ドリンクはあるが提供価値は「場所」

これ以外に下記のサブスク(月額料金)もあり、こちらはウェブで申し込む。

・「ライトプラン 10杯:3850円(税込み)」=1杯当たり385円
・「スタンダードプラン 30杯:7150円(同)」=1杯当たり238円
・「プレミアムプラン 60杯:8800円(同)」=1杯当たり147円

ライトプラン以外は個室無料枠などの特典もつく。初回登録時に別途、初期費用(3300円)がかかるが、キャンペーン中は無料に。スポーツクラブの会員募集のような仕組みだ。

個室。店舗やスペースによって価格は異なるが、利用料は1時間180円から(写真:セルフカフェ株式会社)
会議室。こちらも店舗やスペースによって価格は異なるが、利用料は1時間360円から(写真:セルフカフェ株式会社)

「認知度が上がるにつれてサブスク会員も増えました。サブスクは30代以上のご利用が多く、特にシニア層には好評です。朝の散歩の途中で店に来られる方もおり、毎回購入するのに比べて、最大で約3分の1の価格になるのも人気となっています」

愛知県・岐阜県を中心に人気の喫茶店「モーニング」はリタイヤ世代の定番だ。同サブスクにはフードはないが、モーニング同様に朝の行動の一環として利用されている。

一方、「自販機のドリンクで400円以上は高い」という声もある。

「ご意見は真摯に受け止めますが、あくまで『ドリンクも提供する長時間使える空間』という位置づけです」

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