10月27日、家康は大坂城に登城し、秀吉に出仕しました。ついに家康は秀吉に従属したのです。翌日(28日)には秀長は宿所にて家康と能を観覧しています。
接待・交流で仲を深める
秀長は大和から金春大夫を招き、高砂・田村・金札の3番を演じさせたのでした(『多聞院日記』天正14年10月29日条)。「当代で最高峰の芸能」でもてなしたことから、秀長の接待を「最高峰のもてなし」と評する歴史家もいます。秀長と家康は宿所での接待・交流を通して仲を深めていったのです。
(主要参考文献一覧)
・黒田基樹『羽柴秀長の生涯』(平凡社、2025年)
・柴裕之『秀吉と秀長「豊臣兄弟」の天下一統』(NHK出版、2025年)
・和田裕弘『豊臣秀長「天下人の賢弟」の実像』(中央公論新社、2025年)
・濱田浩一郎『秀吉と秀長 天下統一の軌跡』(内外出版社、2025年)


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