エレベーターに乗ると、フロアガイドが貼られていた。
1階は「Trending(話題)」、2階は「Afterglow(記憶)」、3階は「Unstoppable(熱狂)」、4階は「Resonance(共鳴)」、5階は「Wonder(問い)」、6階は「Hope(希望)」、7階は「Discovery(発見)」、8階は「Depth(深化)」、9階は「Essential(本質)」。
9つのフロアそれぞれにテーマが設けられ、そのテーマに合わせてマンガが選ばれている。
マンガ喫茶では、出版社やジャンルなどによって作品が並んでいることが多いが、ここでは、テーマを手がかりに次に読む作品を探すことになる。ホテル側は廊下を「出会いの場所」、客室を「没入の場所」と位置付けている。
5人まで同一料金、長期滞在にも対応
部屋に入ると、壁一面の本棚にマンガが並んでいる。
約50平方メートルのアパートメントタイプで、ダブルベッドを4台備え、最大8人まで泊まることができる。キッチンや冷蔵庫、電子レンジ、ドラム式洗濯乾燥機などもあり、グループ旅行や長期滞在にも対応したつくりだ。
宿泊料金は時期や人数などで変わるが、平日は1室3万円から。5人まで同一料金なので、人数が多いほど1人あたりの負担は抑えられる。
リラックスしてマンガを読もうと、持参したTシャツとスウェットパンツに着替える。
まずは部屋の前の棚をチェックすると、武田一義『ペリリュー ─楽園のゲルニカ─』、香川まさひと(作)・月島冬二(画)『前科者』、濱田轟天(作)・瀬下猛(画)『平和の国の島崎へ』、真鍋昌平『闇金ウシジマくん』など、スマホで読んだことのある作品が次々と見つかった。


※ログイン後、コメント入力が可能です。