有料会員登録
ライフ

通知もSNSも気にせず「9時間」没入…マンガを読むためだけに名古屋の《マンガ特化型ホテル》に泊まってハッとしたこと

10分で読める
Family Room B MANGA ART HOTEL, NAGOYA MARUNOUCH
筆者が泊まった「Family Room B」。ダブルベッド4台を備え、最大8人まで宿泊できる(写真:筆者撮影)
  • 永谷 正樹 フードライター、フォトグラファー
2/6 PAGES
3/6 PAGES

エレベーターに乗ると、フロアガイドが貼られていた。

1階は「Trending(話題)」、2階は「Afterglow(記憶)」、3階は「Unstoppable(熱狂)」、4階は「Resonance(共鳴)」、5階は「Wonder(問い)」、6階は「Hope(希望)」、7階は「Discovery(発見)」、8階は「Depth(深化)」、9階は「Essential(本質)」。

エレベーター内に掲げられたフロアガイド。「漫泊」のコンセプトも書かれている(写真:筆者撮影)

9つのフロアそれぞれにテーマが設けられ、そのテーマに合わせてマンガが選ばれている。

マンガ喫茶では、出版社やジャンルなどによって作品が並んでいることが多いが、ここでは、テーマを手がかりに次に読む作品を探すことになる。ホテル側は廊下を「出会いの場所」、客室を「没入の場所」と位置付けている。

5人まで同一料金、長期滞在にも対応

部屋に入ると、壁一面の本棚にマンガが並んでいる。

ソファやダイニングテーブルを備えた客室。壁一面の本棚から好きな作品を手に取れる(写真:筆者撮影)

約50平方メートルのアパートメントタイプで、ダブルベッドを4台備え、最大8人まで泊まることができる。キッチンや冷蔵庫、電子レンジ、ドラム式洗濯乾燥機などもあり、グループ旅行や長期滞在にも対応したつくりだ。

宿泊料金は時期や人数などで変わるが、平日は1室3万円から。5人まで同一料金なので、人数が多いほど1人あたりの負担は抑えられる。

客室へ向かう廊下にもマンガが並ぶ。棚を眺めながら読む作品を探す(写真:筆者撮影)

リラックスしてマンガを読もうと、持参したTシャツとスウェットパンツに着替える。

まずは部屋の前の棚をチェックすると、武田一義『ペリリュー  ─楽園のゲルニカ─』、香川まさひと(作)・月島冬二(画)『前科者』、濱田轟天(作)・瀬下猛(画)『平和の国の島崎へ』、真鍋昌平『闇金ウシジマくん』など、スマホで読んだことのある作品が次々と見つかった。

4/6 PAGES
5/6 PAGES
6/6 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数