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通知もSNSも気にせず「9時間」没入…マンガを読むためだけに名古屋の《マンガ特化型ホテル》に泊まってハッとしたこと

10分で読める
Family Room B MANGA ART HOTEL, NAGOYA MARUNOUCH
筆者が泊まった「Family Room B」。ダブルベッド4台を備え、最大8人まで宿泊できる(写真:筆者撮影)
  • 永谷 正樹 フードライター、フォトグラファー
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これらはブックコンシェルジュが実際に作品を読み、「読んでほしい」と思ったものを選んだという。作品ごとに、なぜ選んだのか、どんな人におすすめなのかといったコメントも添えられている。

ホテルが掲げるのは「漫泊(まんぱく)」という宿泊体験だ。何かのついでにマンガを読むのではなく、一晩をマンガのために使い、時間を忘れて作品の世界に浸る。そんな過ごし方を提案している。

2万冊の"マンガの海"に実際に泊まってみた

マンガを読むためにホテルに泊まる。いったい、どんな時間になるのだろう。公式サイトから予約し、実際に1泊してみることにした。

入り口からすぐの「MANGA SELECTION」には季節ごとに設けたテーマに沿って、スタッフが厳選した作品が並ぶ(写真:筆者撮影)

ホテルに到着したのは18時頃。入り口から入ってすぐのスペース「MANGA SELECTION」には、マンガがずらりと並んでいる。これらはすべてスタッフが選んだ作品で、テーマは「愛知から、マンガ。」。

鳥山明『ドラゴンボール』や堀越耕平『僕のヒーローアカデミア』、オダトモヒト『古見さんは、コミュ症です。』など、愛知県出身のマンガ家の作品が棚を埋め尽くしていた。

テーマは季節ごとに変わるそうなので、訪れるたびに新たな発見が期待できる。

フロントへと続く通路にも本棚があり、これまたマンガだらけ。思わず立ち止まって手に取ってみたくなるが、まずはチェックイン。

ジャケ買いならぬジャケ読みを狙うため、背表紙ではなく、おもて表紙を向けて並べているのが「MANGA ART HOTEL」のこだわりだ(写真:筆者撮影)

名前を告げると、部屋の番号とオートロックを開錠するためのパスワードが書かれた紙を手渡された。案内された部屋は5階の「Family Room B」。

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