次の主役へと躍り出たアンソロピック
ChatGPTの登場によってAIが一気に身近になりました。では、その先に何が起きているのでしょうか。
結論からいうと、生成AIの競争地図に、ここへ来て大きな変化が起き始めています。
少し前までは「OpenAIが主役で、他社は追随する側」と整理しても、あまり違和感はなかったと思います。ところが現在は、その見方だけでは実態を捉え切れません。
その変化を象徴しているのが、アンソロピック(米国)の台頭です。アンソロピックの生成AI「Claude(クロード)」をご存じでしたら、情報通だと思います。
アンソロピックは、OpenAIほど一般向けの知名度はありませんが、多くの企業の現場で着実に存在感を高めています。しかも、ただの有力スタートアップではありません。アンソロピックが注目されているという事実そのものが、生成AIの競争軸が「どれだけ上手に会話できるか」から、「どれだけ企業の仕事に入り込めるか」へ移ってきたことを示しているのです。
新川は半導体の供給側にいますので、AIの世界を見ていても、つい「誰が一番派手か」ではなく、「誰が一番深く現場に入り込めているか」を見てしまいます。その目線で見ても、アンソロピックは非常に面白い存在です。


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