篠原さんにとって祖母は、自分を構ってくれる存在であると同時に、「人を笑わせる楽しさ」を知るきっかけをくれた存在でもあった。
「僕からしたら、祖母は友達のような感覚に近いんです。一昔前に流行った『SNOW』って加工アプリがあったじゃないですか。友達と一緒に動画撮影して、顔を動物に加工して遊ぶようなことを、自然と祖母にもやっていて。それで動画をアップして、フォロワーが反応してくれるのが楽しかったんです」
あくまで篠原さんとしては、祖母も友達も同じような“遊び相手”だった。そう考えれば、祖母を茶化すような投稿も、友人と遊んでいるような感覚の延長線上だったのかもしれない。
荷物検査をアトラクションと勘違い!?
その一方で、周りから見たら、祖母と孫が一緒に映っている投稿は新鮮に映るはずだ。最初にXでバズったのは、昨年のゴールデンウィーク。祖母をディズニーに連れていった時だった。一時はいいねが15万近くついて、当時は驚きすぎて困惑したと言うが、反響が大きかった理由をこう振り返る。
「友達や恋人とディズニーに行ったら、どんな感じか想像がつくじゃないですか。ただ80代のばあばを連れていった時は、受付の荷物検査をアトラクションと勘違いしたり、入り口の前で持参したおにぎりを食べたりして、ばあばと一緒じゃないと起こらない出来事が斬新で楽しかったんですよね。想定外の出来事が起こって、ついツッコみたくなる瞬間があって面白いんです。
別にこれは祖母に限った話ではなくて、オーストラリア人の親友といる時も同じなんです。中高時代に留学していた関係で、いまでも親友が日本に遊びに来てくれるのですが、そこでもつい相手の言動を面白がってSNSに載せています。ハチ公の前で写真撮ろうと提案したら『そんな外人みたいなことしない』と言われたり、焼肉に行ったら『外人の俺が焼いた方が美味しそうだろ』と言ってきたりして。
だから、ばあばとオーストラリアの親友の3人で出かけたら、めっちゃ予想外なことが起こるんだろうなと。『チームラボ』とか『サンリオピューロランド』とか行ってみたいですね(笑)」


※ログイン後、コメント入力が可能です。