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職員は基準より1人多く、街にひらく《理想の保育園》…「代表が外で年2000万円稼いで穴埋め」を経て6園に広げた経営の実態

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「まちの保育園・こども園」を運営するナチュラルスマイルジャパン代表の松本理寿輝さん(写真:筆者撮影)
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「人と人をつないだり、その関係が地域に根づくように支えたり、ときには一緒に活動に参加したりする役割を『コミュニティコーディネーター』と呼んでみようと思ったんです」

ただ、当時はまだ役割を明確に言葉にできていたわけではなかった。「これだけじゃないんだよな」という感覚を残したまま募集したところ、100人以上の応募があったという。

「応募してくれた人に『コミュニティコーディネーターってなんですか』と聞かれたら『逆になんだと思いますか』と問い返して(笑)。そうやって対話しながら、CCの役割を少しずつ形にしていきました」

「六本木にも鳥がいるんだ」が数カ月の探究になるまで

CCの仕事を象徴するエピソードがある。

ある日、六本木園の子どもたちが散歩中に鳥の声を聞き、「ここにも鳥がいるんだ」と興味を示した。保育者がその関心の芽をキャッチしCCに相談。CCが、六本木園の開設を通じて関係のできた森ビル担当者に相談すると、鳥に詳しいネイチャーガイドにつないでもらえた。

近隣にサントリーホールがあることから、森ビルはサントリーともつながりがあったのだ。ネイチャーガイドはサントリー白州蒸溜所内の「白州の森」で活動しており、園を訪れると、子どもたちから「鳥博士」と呼ばれるようになった。

「子どもたちがどのようにして鳥に関心を持ち、どう興味が芽生えていったのか。そこまでを含めた『学びの物語り』を鳥博士に伝えたんです。鳥博士も、子どもたちの興味を刺激するように鳥の羽を持参してくれるなど、いろいろな仕掛けを考えてくれました。一緒に六本木を歩いてみると、なんと7種類もの鳥がいたんですよ」

さらに巣箱を設置し、数カ月にわたって鳥の生態を観察することに。巣箱をのぞくと、鳥たちは枝や葉だけでなく、ビニールのひもや犬の毛まで巣の材料にしていた。

六本木園における、鳥博士との鳥の探究(写真:ナチュラルスマイルジャパン株式会社提供)
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