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ライフ #となりのギフテッド

「他の子より知能が3年分くらい高い」少女はやがて毎晩嘔吐、抜毛症、引きこもり…IQ130超「ギフテッド」53歳女性の半生

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はるこさんの幼少期の写真
2〜3歳の頃から大人と対等に会話していたというはるこさん(写真:はるこさん提供、筆者撮影)

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近年にわかに認知度を上げている「ギフテッド」という言葉。知能指数(IQ)の値が注目されがちだが、知性だけではなく「高い共感的理解、正義感」「興味関心や知的好奇心の強さ」「内面の豊かさ」といった特徴があるとされる。
しかし、多くのギフテッド当事者はわかりやすい「天才」でも「成功者」でもない。本連載では「大人になったギフテッド」に取材し、その実像に迫る。
今回のギフテッド当事者は、企業の広報担当を務めるはるこさん(53歳)。IQ130以上と判明し、数年前に高IQ団体の会員となった。ひきこもりや身体の不調など、多くの苦しみを経験したその子ども時代とは。

「型にはまらない」幼少期

「こんにちは!今日はよろしくお願いします!」。待ち合わせたレンタルルームに現れたはるこさんは、快活な笑顔でそう述べた。東京都出身の53歳。職業は企業の広報で、プライベートでは3人の子どもを育てる母でもある。

今回話を聞いたギフテッド当事者のはるこさん(53歳)。本連載を読んで、取材を受けてくれることとなった(写真:筆者撮影)
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そんなはるこさんは言葉が早く、保育園に通い始めた2〜3歳の頃から大人と対等に喋る子どもだった。

母親が担任から「お宅のお子さんは、他の子より知能が3年分くらい高い」と知らされたのは、小学校1年生のころだ。「学校の授業はつまらないと思う。何か別の学びの場を持たせては」と、言われたという。

3歳頃の写真。大の読書好きで、特に好きだったアガサ・クリスティや星新一は小学校低学年のうちに全巻読破したという(写真:はるこさん提供)

幼少期は自ら「中毒」というほどの読書好き。「小学校に上がったら大人の本や新聞を読むのが当たり前」という家庭の教育もあり、小説はもちろん、百科事典や伝記全集、自然科学の本などジャンルを問わず活字を追った。特に好きだったアガサ・クリスティや星新一は小学校低学年のうちに全巻読破。「教科書は、配られた日に全部読んでいました」と語る。

活字だけではなく、何かをつくることにも夢中になった。絵を描いて、ひたすら着せ替え人形を作ったり。家じゅうの家具を使って、「遊園地」を作って遊んだり。教育熱心な母親に与えられた科学工作に取り組んだり。

特に好きだったのは、漫画を描くこと。小学校のクラスメイトを主人公にした漫画は「めちゃくちゃ好評」だったそうだ。「みんなが続きを楽しみにしてくれて、続編を書き上げたらクラス中で回し読みしてくれていましたね」と、笑顔で懐かしむ。

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