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ライフ #となりのギフテッド

「他の子より知能が3年分くらい高い」少女はやがて毎晩嘔吐、抜毛症、引きこもり…IQ130超「ギフテッド」53歳女性の半生

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はるこさんの幼少期の写真
2〜3歳の頃から大人と対等に会話していたというはるこさん(写真:はるこさん提供、筆者撮影)
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母親をことさらに責めたいわけではない。しかし、自分には確かな苦しみがあった、と感じている。

また、周囲の大人との関係も上手くいかないことがあった。「生意気な子ども」として教員から攻撃されたり、反対に「しっかりした子」として過剰に頼られたり。

「大人に相談される、ということがよくありました。たとえば、小学校3年生の時、習い事の先生に夫婦関係の悩みを聞かされたんです。『夫と上手くいっていなくて』とか『いま不妊治療をしていて』みたいな話をされて……」

どれほどはるこさんが大人びていたとしても、子どもへの関わりとして不適切であることには変わりない。

大人から込み入った相談をされることが多かったという。しかし、夫婦の不仲や不妊治療についての話をするのは、適切ではなかっただろう。なお写真は5歳頃のもの(写真:はるこさん提供)

小学生の頃から心身の不調に悩まされた

苦しみもあってか、はるこさんは自分の内側へと沈み込んでいった。

「周囲には話せませんでしたが、7歳くらいの頃から、真実って何だろう、みたいなことを考えていました。あとは、『純粋である』とは何なのか、とか、罪や罰について、とか。『自分は許されない人間なのでは』なんて、自問自答していた時もありましたね」

年齢に不釣り合いとも思える思考。楽しく遊ぶ友達もいたが、こんな話はできない、と感じていた。

はるこさんをさらに悩ませたのは、からだの不調だ。

「ストレスからでしょうか、小学2年生の頃には毎晩吐いていた時期がありました。同じ頃から抜毛も始まって……授業中に髪を抜くことがやめられず、周囲に気持ち悪がられたこともありましたね」

心身の状態を大きく崩し、小学校高学年で塾をやめてからは勉強もほとんどしなくなった。当時のことを、はるこさんは「感情表出が大きく、コントロールができなかった」と語る。

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