もちろん、親が「自分が○○をやってとてもよかったから、子どもにもやらせたい」という気持ちを全否定するつもりはありません。親にも経験があるなら共通の話題ができていいですし、適切なアドバイスも可能になるでしょう。道具などの環境が整っているという利点もあるかもしれません。
でも、だからといって子ども自身がそれを好きになるか、続けてやりたがるかは別問題です。子どもにやらせてみて、本人が乗り気でないなら無理強いしないようにしなければなりません。無理強いしたら一徹と同じです。
本人の気持ちを応援するのが大事
とにかく大事なのは、本人が心から好きになれることを見つけてあげて、それを応援することです。その1つの方法は観察です。子どもの様子を見ていて○○が好きなんだなとわかったら、それをもっとやれるように応援してあげましょう。
でも観察だけでは不十分であり、もう1つ大事なのがお試しです。ある子はたまたま書店で見た化石発掘キットに興味を持って買ってもらいました。家でやってみると大変気に入り、それで親がそのシリーズをもっと買ってたくさんやらせてあげました。
その後、親子で実際の発掘体験会に行ったりするようになりました。学習マンガや図鑑もたくさん用意してあげました。その子は特にアンモナイトが大好きになり、その研究に熱中しているそうです。
このようにいろいろなお試しが大事です。観察だけではその子が化石発掘やアンモナイトが好きなのかわかりませんので。そして、子どもが好きなことを見つけたら応援しましょう。親は子どもの人生の監督ではなく応援団であることが大事です。
さかなクンのお母さんはさかなクンの魚好きを徹底応援しました。宮崎駿さんの親は本人の絵や物語への没頭を応援しました。スティーブ・ジョブズの親は、電子工作に没頭する息子を全面的に応援してガレージを自由に使わせました。


※ログイン後、コメント入力が可能です。