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キャリア・教育 #子どもを本当に幸せにする「親の力」

《巨人の星》星一徹は「毒親」だった?現代なら"即逮捕レベル"…昭和の名作アニメから考える「親の本当の役割」

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写真はイメージ(写真: くるめぐ / PIXTA)
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私だけでなく当時見ていた人はみんな同じだったと思います。あの時代の価値観にぴったり合っていたからです。あの時代はそれがよしとされ、美談でさえあったのです。

でも、一徹がしていたことは明らかな暴行罪、もしくは傷害罪です。子育ての仕方として古いだけでなく間違っています。警察が逮捕するべき事件です。

でも、当時は親の懲戒権が認められていたうえに、社会通念も今では考えられないほど暴力に寛容でした。親の暴力も「親の正当な行為」「愛のムチ」「しつけ」として捉えられていました。一徹の暴力も視聴者にはそうしたものとして捉えられ、一徹の「熱血指導」と飛雄馬の「根性」が涙を誘っていたのです。

現代であれば一徹はどうなっていたか

もし警察が星家にやって来たとしても、一徹が「子どものためだ」「野球の特訓だ」「しつけだ」と答えれば、警察は「ほどほどにしてくださいよ」と注意する程度で帰ってしまった可能性が高いのです。

今であれば一徹は逮捕される可能性が高いです。暴行の最中に警察が来れば現行犯逮捕です。

そして、暴行罪の法定刑は2年以下の拘禁刑、または30万円以下の罰金、拘留、科料です。もし飛雄馬がアザや出血を含めてケガなどした場合はさらに重い傷害罪であり、15年以下の拘禁刑、または50万円以下の罰金です。

一徹には家庭裁判所による親権停止や、面会制限などの法的措置がとられるかもしれません。また、カウンセリングなども含めた加害者更生プログラムも必要です。

一徹が更生するためには、まず加害の認識をする必要があります。つまり、「息子のためだった。一流選手になるための愛のムチだ」という自己正当化を捨て、「明らかな暴力であり児童虐待であった」と認めることが必要です。

また、一徹は感情の起伏が激しく瞬間湯沸かしのように切れやすいので、アンガーマネジメントでイライラや怒りをコントロールする方法を学ばなければなりません。暴言・暴力に頼らない子育てを学ぶためのプログラムの受講も必要でしょう。

子どもの人権に対する理解を深めたり、子どもの話を共感的に聞くカウンセリングマインドや自分の考えを適切に伝えるアサーションなどの手法も学んで身につけたほうがいいと思います。

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