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中国のスシローは安くない、1皿600円超でも大行列——日本とは違う「プチ贅沢」の正体《北京の店舗に行ってみた》

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スシロー北京朝陽合生匯店
スシロー北京朝陽合生匯店(写真:筆者撮影)
  • 浦上 早苗 経済ジャーナリスト、法政大学MBA兼任教員(コミュニケーションマネジメント)

INDEX

回転寿司「スシロー」の店舗数が9月末、1000店舗の大台に乗った。2018年の台湾進出を皮切りに海外展開を本格化し、海外店舗は334店舗と、全体の3分の1を占めるまでになった。10月にはアメリカ1号店をニューヨークにオープンする。

成長の原動力となっているのが中国市場だ。景気が落ち込む中、コスパの高さが武器になっているが、支持されているのは「安さ」だけではない。消費者に「1皿100円」の記憶がない中国では、600円を超える高価格帯の寿司ネタも効果的に投入し、日本とは異なる立ち位置を獲得している。

北京のスシロー訪問も170組待ち

今年5月、北京に滞在する用事があり、「スシローに行ってみたい」と現地在住の友人に話すと、「予約必須ですよ」と言われた。

中国のメッセージアプリ「WeChat(微信)」内にあるスシローの公式アカウントから予約を試みたところ、北京中心部の店舗はいずれもはるか先まで埋まっていた。

西単大悦城店は最短で予約できるのが3週間後だった(画像:スシロー中国公式アプリより)

仕方がないので、直接行ってみることにした。向かったのは北京1号店の「西単大悦城店」。西単は天安門から比較的近く、百貨店や大型商業施設が集まる北京中心部の繁華街だ。

スシロー西単大悦城店が入居するショッピングモール(写真:筆者撮影)
【写真を見る】中国のスシローは安くない、1皿600円超でも大行列——日本とは違う「プチ贅沢」の正体《北京の店舗に行ってみた》(21枚)
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