「年齢を重ねると、『頭でっかち』になってしまうんですよね。同じ失敗を繰り返したくないと及び腰になるというか。結婚の前に“恋愛”がしたかった私には結婚相談所が合わず、すぐにやめてしまいました。結局、8年間で約50人と出会い、数人とお付き合いしたものの誰とも長く続かず……。『リミット』と定めていた40歳になってしまいました」
もともと子どもを授かることを強く望んではいなかった。とはいえ、出産のリミットが近づいてくることに「焦り」はあったという。そんななか40歳を迎え、「子どもを持つことをあきらめよう」と思考を切り替えた。
結婚はしたいけれど、できなくても仕方ない。このまま一人ならば、60歳まで企業勤めをして母と2人で暮らそうか。そんな将来像を描きつつ、マッチングアプリを続けていたユウコさんに、思いがけない出会いが。このとき受け取った1通のメッセージが、彼女の人生を一変させることになる。
私は一体どうなりたいのか…自問自答の日々
「20歳年下のショウくんから、『プロフィールを見て興味を持ちました。よかったらお話ししませんか?』とメッセージが届きました。当時は誰でも受け入れようという気持ちだったので、『お話ししましょう』とお返事して。驚くことに、やり取りしていて年齢差によるギャップを感じなかったんですよ」
趣味がバッチリと合い、意気投合した2人。対面してみると、やってきたのはあまりにも若い20歳の青年だった。「めっちゃ若い! 子どもやん!」。それが、ユウコさんがショウさんに抱いた初対面の印象だった。
ショウさんは、「本当に40歳ですか?」と何度も聞いたという。彼もまた、多分に緊張しながら当日を迎えたに違いない。ユウコさんいわく、ショウさんは「交友関係が狭く、年上の人といるほうがラク」というタイプ。年齢よりも精神的に成熟している印象を受けた。
この日を境に2人の距離は急激に縮まっていく。毎週のように会い、同じ時間を過ごすうちに、ユウコさんは彼に惹かれていった。同時に、「待て待て、20歳年下の男性と付き合いたいなんておこがましい」と気持ちにブレーキをかけていた。


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