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ライフ #生まれつきの才能は不要 東大「逆転合格」の作法

東大生の常識「答案用紙の真ん中には縦線を引く」 美的センスと"頭の良さ"の深い関係を東大合格者が解説

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漫画『ドラゴン桜』
(漫画:©︎三田紀房/コルク)
  • 西岡 壱誠 一般財団法人ドラゴン桜財団代表理事・ドラゴン桜2編集担当

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「頭がいい」といわれる人の特徴になるような能力というのは、先天的に決められている部分があると考える人が多いのではないでしょうか。東大生が勉強に目覚めるきっかけとなった“神”授業を紹介する書籍『勉強が面白くなった瞬間』を上梓した東大カルペ・ディエムの西岡壱誠氏はその考えを否定します。
漫画『ドラゴン桜2』(講談社)編集担当も務めた西岡氏が、後天的に身につけられる「東大に合格できるくらい頭をよくするテクニック」を伝授するこの連載。第256回は勉強と美的センスの関係についてお話しします。

「勉強に美的感覚なんて関係あるの?」と思う人も多いでしょう。美しさを感じる心は芸術の分野の話で、受験勉強とは関係がない。点数に結びつくのは知識の量と問題を解く技術だけだ。そう考えるのは自然なことだと思います。

しかし、僕は東大生と話をするたびに、少し違う印象を持つようになりました。東大に合格した人の多くは、勉強しているときに「美しい」と感じる感覚を持っているのです。今回は、美的センスと頭の良さの意外な関係についてお話ししたいと思います。

美的センスは「頭の良さ」と深くつながっていた

『勉強が面白くなった瞬間: 自ら机に向かう子になる15の“神”授業』(東洋経済新報社)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

たとえば英語です。東大生と英語の話をしていると、「この英文、きれいだよね」という言葉をよく耳にします。単語の意味や文法を理解するだけではなく、英語の文章そのものを詩のように美しいと感じているのです。

美しさの中身は人によってさまざまです。声に出したときのリズムや音の響きが心地いいという人もいれば、文の構造そのものに美しさを感じる人もいます。英文解釈の途中で「and でつながった2つの文がきれいに対応していて気持ちいい」と感じる、ということもあるのです。

普通の受験生にとって、英文解釈は「正しく訳せるかどうか」の作業です。ところが一部の東大生にとっては、それが「美しい構造を見つける」楽しみになっています。同じ問題集を解いていても、見えている景色がまったく違うのです。

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