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ライフ #生まれつきの才能は不要 東大「逆転合格」の作法

東大生の常識「答案用紙の真ん中には縦線を引く」 美的センスと"頭の良さ"の深い関係を東大合格者が解説

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漫画『ドラゴン桜』
(漫画:©︎三田紀房/コルク)
  • 西岡 壱誠 一般財団法人ドラゴン桜財団代表理事・ドラゴン桜2編集担当
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2つめは、美しいと感じるものは、楽しくて続けられるということです。勉強を「やらなければならない作業」と思っている人と、「きれいなものに出会える時間」と思っている人がいたら、長く続けられるのは後者でしょう。受験勉強は長期戦です。義務感だけで走り続けるのは難しいのですが、「楽しい」「気持ちいい」という感覚があれば、自分から机に向かえるようになります。

美的感覚が学力を引き上げ、学力が上がることでさらに美しさに気づけるようになる。美しさと頭の良さのあいだには、こうした良い循環が生まれることがあるのです。

数学の答案も「美しく」書く

美しさが大事なのは英語だけではありません。数学でもそうです。

東大受験生のあいだでは、答案用紙の真ん中に縦線を引き、左右2段に分けて数式をきれいに並べて書くことが、もはや定番になっています。行き当たりばったりに式を書き散らすのではなく、整然と並べていくのです。

これは見た目の問題だけではありません。式がきれいに並んでいると、自分の思考の流れを確認しやすくなり、計算ミスにも気づきやすくなります。採点する人にとっても読みやすく、論理の筋道が伝わりやすい答案になります。美しい答案とは、わかりやすい答案であり、正確な答案でもあるのです。

数学者が「美しい証明」という言葉をよく使うのも、同じ理由だと思います。無駄がなく、筋道がはっきりしているものは、美しい。そして美しいものは、たいてい正しいのです。

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