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「タイプロは失敗だった」 timelesz・猪俣周杜の逮捕で菊池風磨らに飛び火…《タレント審査員が背負う責任》という理不尽

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2025年2月より、新メンバーを加えた8人体制での活動をスタートさせたtimelesz(画像:timelesz project公式X @timelesz_projより)
  • 霜田 明寛 ライター/「チェリー」編集長
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一方、彼らの発言がマネジメントや人事のプロのように見えることもあるが、あくまでタレントである。いや、マネジメントや人事のプロだったとしても、精神科医や探偵でもない限り、候補者の心の奥底やパニック時の行動の変容を予測したり、過去の行動をつぶさに調査したりすることは不可能だろう。

メンバーが連名で出した「全員、あまりの衝撃に言葉を失っています」というコメントからは、今回の逮捕の理由とされている内容が、オーディション時や活動時など、普段の猪俣の様子とは大きくかけ離れた、想像を絶する出来事であったことがうかがえる。

そしてメンバーそれぞれのコメントからは、予想できなかったとしても責任を感じていることが伝わってきて、彼らがバッシングの声を受けて、自分たちを責めすぎないかが心配である。

どこまでいっても、人は他人のことを、完全にジャッジし、全容を知ることはできない――。それは、人が人を選ぶオーディションという仕組みの限界でもある。

「素敵な仲間に出会えた」とそれぞれに語っていたtimeleszのメンバーたち(画像:timelesz project公式X @timelesz_projより)

菊池風磨の「アイドルには限りがある」という発言

オーディションの課題曲であり、新体制となってからの初の楽曲で、菊池・松島・佐藤が作詞にも参加している『Rock this Party』は、「Rock this Party 戻れない Rock this Party 戻らない」と“Party”が刹那的な時間であることを強調する歌詞が出てくる。

新体制始動後も、菊池風磨はライブで「僕たちアイドルには限りがあります。だから俺らは生き急いでいるって言われても、急ぎます」と発言するなど、その時間が永遠ではないことを語ってきた。

新メンバーの原嘉孝も心を動かされたというこのコメントは、これまでメンバーの脱退や、グループ存続の危機を身を持って経験した菊池だからこそ、より重みを持つものだった。華やかなライブの最後に発せられると、より切なく、そして、その活動の美しさと花火のような華々しさが強調される言葉でもあった。

8人での華々しい“Party”がこの件で終わってしまうのかもしれない――そう考えたときに、よりこの言葉の奥行きを感じさせられる。

【参考】
「密会レストラン」(NHK総合、2019年9月23日放送)
「レコメン!」(文化放送、2026年9月22日放送)

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