有料会員登録
ビジネス

ワークマンの「リカバリーウェア」、外で着るジャケット・パンツ投入で狙う"24時間ずっと回復"の新習慣

7分で読める
ワークマン リカバリーウェア
「リカバリージャケット」「カーゴパンツ」の商品、右は着用イメージ(写真:筆者撮影)
  • 高井 尚之 経済ジャーナリスト、経営コンサルタント
2/4 PAGES
3/4 PAGES

肉体へのダメージは職種によって違うが、仕事時の疲労回復という視点では同じだろう。

発表会当日も同社の関係者がスーツとジャケットを着用して接客していた。そのうちの1人(男性)は入社3年だという。着心地を聞くと、「スーツを着たのは入社の時以来ですが動きやすいです」と話していた。

半田氏自身も、発売した商品シリーズを「うっかり忘れる以外は着ている」そうだ。着てみた効果は、「疲労が回復する感覚はあり、着ていないと落ち着きません」と話す。

「スパッツ」から「ロングパンツ」が中心に

ここで紹介したのは「一般医療機器」の届け出をした商品だ。一般医療機器として効果・効能を商品パッケージなどに示す場合は、第三者機関における臨床試験をクリアしなければならない。効果・効能については個人差もあるが、半田氏はこう語る。

「2021年から疲労回復をテーマにした商品を販売してきましたが、大々的に販売したのは昨年からです。お客さまのクレームが気がかりでしたが、『着用したけど効かなかった』という声はほとんどありません。一方で、『商品の縫製の粗い部分』をご指摘いただく声は寄せられており、今後対応したいと思います」

筆者は10年前にリカバリーウェアの先駆け的存在の「ベネクス」を取材して以来、同業界と向き合ってきた。別のメーカーも取材し、いくつかの商品も着たが当時はスパッツ(タイツ)タイプが多かった。それが近年は一般室内着のようなロングパンツが増えた。

「メディヒールにもインナーロングタイツやコンプレッション(着圧)タイプがあります。これらは筋肉の移動を抑えてくれる機能性が高いですが、ロングパンツは着やすさから好まれています」

普通の部屋着のようなロングパンツが人気だ(写真:筆者撮影)

当時は「アスリートの疲労回復」が中心だったが、現在は訴求対象が「一般人の疲労回復」に移ったのもあるだろう。冬のような寒い季節には、スパッツタイプは心地よく、適度にふくらはぎ等を締めてくれる。一方で着脱が面倒な時もある。

また、暑い時期には半袖・短パンが人気だが、それ以外の季節には長袖・長ズボン(ロングパンツ)が人気だ。こちらのほうが着心地を感じやすいだろう。

(画像:ワークマン公式サイトより)
4/4 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数